テレワーク・デイズが当たり前になったらどうなる?
以前の日記にも記載しましたが、私の会社では7/24〜8/2をテレワーク・デイズに指定し、積極的なテレワークを推奨していました。
前半は、会社に行かなければいけない日が多かったのですが、後半は怒涛の追い込みを見せ、計4日間のテレワーク行いました。
色々なメリットがありましたが、通勤の時間がかからないこと、規則正しい生活が送れることの二点が特に自分にはメリットでした。
私は片道1時間10分くらいかけて通っているので、単純に2時間20分自分の自由な時間が増えます。これは非常に大きいですよね。
健康的な時間に夕飯を食べ、お風呂に入れることもよかったです。仕事の忙しさにもよりますが、帰りは早くて21時くらい、遅ければ0時を過ぎることもあります。
そこから夕飯を食べて、お風呂に入ってとなると体にもあまりよくないですよね。
もし、テレワークが当たり前になれば私個人の生活も変わると思いますが、世の中も結構変わると思います。
すぐに思いつくところだと…
【社会全体】
・子育て、介護世代の労働力が増える
今まで働けなかった人も働けるようになったり、時短で働いていた人の労働時間が増えたりする(移動時間分も労働時間に回せるため)ため。
これにより、企業側としては労働力不足の解消、就労者側としては子育て、介護世代の所得増加につながり、うまくいけば少子化の抑止に繋がる可能性がある
・東京一極集中が緩和される
職場の近くほど住宅ニーズが高いことから、東京一極集中が進んでいるが、勤務場所を選ばなくなるため、集中が緩和される可能性がある。
それにより東京の土地はこれまでより安くなり、生活をするのに適した地域(自然が多い、子育てがしやすい、趣味に適している等)の地価が上がる
・CO2排出量が低下する
移動が少なくなるため、電車、自動車の走行距離が減り、CO2の低下に寄与する
・家族の時間が増える
通勤時間がなくなる分、家族で顔をあわせる時間が増加。
食事も一緒に食べることができる。
ちなみに、私は毎日子どもと一緒にご飯を食べ、お風呂も一緒に入りました。
【経済】
◆伸びる市場
・コミュニケーションツール(Skype、Slack等)市場
・シェアオフィス、カフェ等の空間を提供する市場
・セキュリティ市場
多様な場所から社内情報にアクセスするため
・コンテンツ市場、教育市場
自分の時間が増え、余暇や教育にかける時間が増えるため
・家電、家具
家で過ごす時間が増えることで快適に仕事をするための製品(コーヒーメーカー、デスク等)が売れる可能性がある
◆衰退する市場
・交通機関
・外食産業
・コンビニ等(ビジネスマンが商品を購入する小売店)
・不動産
衰退すると断定はできないですが、オフィスの面積が減ることため
・ファッション業界
スーツ等の需要が減る。
他にも色々影響はありそうですが、みなさんの業界にとってはプラスでしょうか、マイナスでしょうか。
私自身についていえば、テレワークした日はお金もあまり使わなかったです(昼も夜も家で食べるし、飲みに行かない)。
会社に行くための服とかも買う必要がなくなってくると考えると全体的に支出は減りそうな気がしますね。
その分がコンテンツ、教育等に回ればいいのですが、それが貯蓄に回ってしまうとなんとなく経済活動が不活性化しそうな気もしますね。。。
私個人としては是非テレワークが浸透して欲しいですし、そのためのコミュニケーションの益々の発展を願いますが、社会、経済全体にどう影響するかも考えていきたいなと思いました。
それでは。