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プレイングマネージャーのあるべき姿とは

皆さん、プレイングマネージャーというとどのようなイメージがありますか?

日本企業によくいるプレイングマネージャーとgoogleのプレイングマネージャーを対比した面白い記事がありましたのでご紹介します。

 

dot.asahi.com

 

要約すると以下のような感じです。

 

・日本企業によくいるプレイングマネージャー

自分のチームの日常業務(メンバーが本来やる仕事)をこなすマネージャー

・googleのマネージャー

マネージャー同士がチームを作り、そのチームの日常業務をこなすマネージャー

 

つまり、どちらもマネジメントだけでなく日常業務(プレイヤーとしての仕事)を行いますが、あくまでも役職に応じた業務を行うという点が違うというのです。

 

私が思っていたプレイングマネージャーは、まさに日本企業のプレイングマネージャーでした。

これは完全に自分の職場の話ですが、入社してから約10年経って感じることは、入社した頃よりも圧倒的に案件数が多いということです。

一方で、プロセスが大きく変わっていない(それどころか部分的にはセキュリティ強化等の理由でプロセスが増えている…)ので、個人個人の仕事量が増えています。

それに加えて、最近は働き方改革が叫ばれ、労働時間を減らさないといけないこともあり管理職がメンバがやる仕事を巻き取らざるおえない場面が多くなっています。

勿論、昔は昔で違う大変さがあったのだと思いますが…

 

私は今年マネージャーになり、日々自分の役割や、何をすべきかを模索をしています。

極力、マネージャーとしてやるべき仕事に注力したいと考えていますが、どうしてもメンバがやる仕事を巻き取ってしまうことがあります。

 

しかし、この記事を見て、改めてマネージャーは、役職に応じた仕事(メンバよりも一段階上の仕事)をするべきだなと思いました。

確かに短期的にどうしてもメンバの仕事を巻き取らざるおえない場面はありますし、いざという時にメンバの仕事を巻き取れるフットワークの軽さも重要な要素だとは思っています。

 

しかしながら、マネージャーの仕事は方針やプロセス、体制を変えることで中長期的に生産性やメンバーのモチベーションを上げることだと思ってます。

メンバーが忙しく、仕事を巻き取らないといけないような状況であれば尚更です。

 

視点もより広く、より遠く持たなければいけません。

自分のチームだけでなく、他のチームとどうシナジーを出して行くのか、チームのわけ方は妥当なのか、中長期的にみてやるべきことは何か、どのような方向に持って行くのかといったことを考えることが重要な役割だと思っています。

 

メンバーの仕事を巻き取るとどうしてもそこに稼働が取られてしまいますし、視点も狭く、目の前のことに集中してしまいます。

なので、どうしてもまずい状況の時以外はメンバーの仕事には手を出さないようにする。

また、そのような状況をなるべく作らないように事前に手を打つということを改めて心がけようと思いました。

 

この記事の中ではGoogleの20%ルール(労働時間の20%を自分の仕事以外に使って良い)についても言及されていますが、マネージャーこそ20%ルールを活用し、組織全体のため、未来のための活動をすべきだと考えています。

 

GoogleのOKRや20%ルールについては、元Googleの人事担当上級副社長だったラズロ・ボックが書いた「WORK RULES!」に色々書かれています。

面白い本なのでマネージャーの方、近い将来マネージャーになる方は是非読んでみてはいかがでしょうか?

 

それでは。

  

 

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